「女性が安定したセカンドサーブを打つためのコツや練習法を知りたい」
「女ダブの試合で緊張した場面でもフォルトしないセカンドサーブをマスターしたい」
このように安定したセカンドサーブを課題としている女性は多いのではないでしょうか。
今回は、当サイトの読者一号の方からリクエストをいただきましたセカンドサーブをテーマとして、女性が安定したセカンドサーブを打つためのコツや練習法についてまとめてみました。
この記事を書いた人
ノン
テニス歴11年。週3~5日テニスをしています。
好きなショットはバックハンドストローク。苦手なショットはサーブとハイボレー。
このサイトでは、現役のテニスプレイヤーとしてテニスの上達や試合に役立つ情報をわかりやすく発信していきたいと思っています。プロフィール詳細
セカンドサーブを苦手とする女性の3つのパターン
セカンドサーブを苦手とする女性は、主に以下の3つのパターンのいずれかに分類できるかと思います。
オーバーミスが多いタイプ
セカンドサーブがネットは超えるけれど、オーバーすることが多い場合、回転量の不足が原因の可能性が高いです。
女性の中には、「回転をかけるコツがなかなかつかめない」という方も多いので、このタイプに該当する人は多いのではないでしょうか。
このタイプがセカンドサーブを安定させるためには、回転をかける練習をすることが近道です。
ネットミスが多いタイプ
セカンドサーブがネットにかかることが多いという方もいらっしゃるでしょう。
令和元年国民健康・栄養調査報告によると日本人女性の平均身長は154.3cm。
平均よりも高くても150cm台後半か160cm台の方が多いのではないでしょうか。
160cm台以下の身長で、ネットを超えるサーブを打つためには、ネットの高い位置を通すイメージを持つことが大切です。
トスが安定していないタイプ
「オーバーミスも多いけどネットミスも多くてダブルフォルトばかり」という場合は、トスが安定していない可能性が高いです。
試合でダブルフォルトを減らすためにも、まずはトスを安定させる練習を重点的に行うとよいでしょう。
オーバーミスが多いタイプ向けセカンドサーブの練習法
オーバーミスが多いタイプは、テニスベアチャンネルが公開しているこちらの動画(【テニス】初級からレベルアップしたい方におすすめ!セカンドサーブ特化のレッスン!)を参考にして、セカンドサーブの練習をすることをおすすめします。
この動画で説明されているセカンドサーブのポイントは以下の3つです。
グリップの握り方
セカンドサーブでオーバーミスが多い場合は、まずグリップの握り方を見直してみましょう。
スクールなどでは、「包丁を持つときと同じ感じで上から握りましょう」などと曖昧な表現で教えているコーチもいますが、グリップは大切なので、正しく握れているか確認することをおすすめします。
この動画では、コンチネンタルグリップとイースタングリップについて、ラケットの8角形の図解とともに丁寧に解説されています。

人差し指の第三関節をどこにあてるかを意識することが重要とのこと。
- ②にあてるとコンチネンタルグリップ
- ③にあてるとイースタングリップ
コンチネンタルグリップで握っているつもりでも、実際はイースタングリップまたはセミイースタングリップになっている方は少なくありません。
コンチネンタルグリップは違和感があって難しいという場合は、まずはイースタングリップを目指すとよいそうです。
回転をかける
セカンドサーブを安定させるためには、回転をかけることが不可欠です。
スライスやスピンの回転量が多く攻撃的なファーストサーブを打つためにも回転をかける技術はマスターする必要があります。
回転をしっかりかけるためにもグリップは大切なので、グリップの見直しは省略せずにしっかり行いましょう。
足から全身を使って打つ
セカンドサーブを安定させるためには、腕だけで使ってサーブを打つのではなく、足から全身を使って打つことも大切です。
動画で説明されているように、軽く座る感じでひざを曲げて、全身を使ってサーブを打てるように繰り返し練習しましょう。
プロのようにひざを深く曲げると疲れてしまうので、軽く座る感じで十分です。
セカンドサーブは棒立ちのまま腕だけでコントロールして打つ女性も少なくありませんが、体全体を使ったサーブをマスターすることは、セカンドサーブの威力を上げることにもつながります。
ネットミスが多いタイプ向けセカンドサーブの練習法
ネットミスが多いタイプは、ともやんテニスチャンネルが公開しているこちらの動画(【さらばダブルフォルト!】安定するセカンドサーブレッスン!【テニス】)を参考にして、スピン系のセカンドサーブの練習をすることをおすすめします。
この動画で説明されているスピン系のセカンドサーブのポイントは以下の3つです。
弾道を高く持ち上げるイメージを持つ
まずは、ネットの高い位置を通すために、インパクトのときに上に持ち上げるイメージを持つことが大切とのこと。
そのためには、ラケットを縦にした状態でインパクトするのではなく、横面を作って、ボールが当たった瞬間に上に持ち上げる必要があります。
そうすることによって、縦のガットがボールと絡み合ってスピンがかかるそうです。
打点を少し頭の後ろにするイメージを持つ
打点は少し頭の後ろにするイメージを持つとよいそうです。
インパクトの位置を頭の後ろにすることで、前から飛んできたボールに対して右にラケットを振ってもボールが反発してスムーズに飛ぶとのこと。
頭の後ろにトスを上げるためには、しっかり横向きの状態を作ってからトスを上げるのがポイントだそうです。
ボールに対して左から右に振りぬく
スピンサーブは相手のフォア側に入ると強打されてリターンエースを取られる可能性があるので、バック側に入れるのが基本です。
右利きのバックに入れるためには、ボールに対して左から右方向に振る必要があります。
下の図のようにボールに縦の文字が書いてあるのを横向きにするようにボールを擦るようなイメージでフォロースルーをするといいそうです。(動画の9分4秒くらいのところから説明あり)

小指方向からボールに入ることもポイントだそうです。
トスが安定しないタイプ向けのトスの練習法
トスが安定していないためにサーブも安定しないというタイプは、松尾友貴プロのテニス塾チャンネルが公開しているこちらの動画(良いサーブは良いトスから!安定させるためのポイント!【松尾友貴プロ】)を参考にして、トスの練習をすることをおすすめします。
この動画で説明されている安定したトスのポイントはこちらです。
- 肘をピンと伸ばした状態でロックしておく
- 目線の位置で手首を使わずに、そっと上げる
- 遠い軌道をイメージして上げる
テニスを長く続けていると、グリップやトスなどの基礎を見直すのが面倒に感じるかもしれませんが、基礎を見直すことで、現在自分が抱えている課題を解決できる可能性があります。
試合でセカンドサーブをフォルトしないために重要なポイント
試合では緊張する場面でセカンドサーブを打たなければいけないことも多いです。
例えば、3-3の40-40でファーストサーブが入らないと、セカンドサーブは心理的なプレッシャーがかかります。
そんな場面で、セカンドサーブをフォルトしないために重要なポイントについて説明します。
トスの位置が悪かったらやり直す
軟式テニス(ソフトテニス)の試合では、トスの上げ直しが認められていませんが、硬式テニスの試合では、トスの上げ直しの回数に制限は設けられていません。
硬式テニスの試合で、トスの位置が悪くてもそのままサーブを打ってフォルトしてしまうのはもったいないです。
トスの位置が悪いと感じたら、無理な体勢でサーブを打たずに、トスからやり直しましょう。
何度もトスをやり直すと相手がストレスを感じるかもしれないので、相手には謝ったほうがよいでしょう。
風向きを考慮して調整する
インドアで行われる試合もありますが、草トーなどの試合のほとんどは外で行われます。
外で行う試合では、風がない日以外は風の影響を考える必要があります。
風下からサーブを打つ場合は若干強め、逆に風上から打つ場合は少し弱めに打つなど、風に合わせて調整しましょう。
左右に風が吹いている場合は、サーブが左右に流れてしまう可能性があるので、風で流れることを計算しながらより安全なコースを狙って打つとよいでしょう。
肩の力を抜いてから打つ
試合の緊張した場面では、サーブのコンディションが悪くなることはよくあることです。
緊張すると肩に力が入ってしまい、動きが硬くなることが多いので、肩の力を抜くことを心がけましょう。
なるべく全身の力を抜いた状態で、肩をブラブラさせながら、その場でぴょんぴょんと何回かジャンプすると自然と肩の力が抜けるのでおすすめです。
まとめ
今回はセカンドサーブに課題を抱えている人のタイプ別におすすめの動画を紹介しましたが、Youtubeにはいろいろな動画がアップされているので、「これは自分には合わないな」「この方法は無理な気がする」と思われた場合、「テニス セカンドサーブ」で検索して他の動画を探してみてください。
「セカンドサーブのミスを減らしたい」、「セカンドサーブの威力を上げたい」という方は、自分に合う動画を見つけて、繰り返し動画を観て研究しながら、練習してみてはいかがでしょうか。