「テニスのダブルスでアイフォーメーションはどんなときに使うものなの?」
「試合の相手がアイフォーメーションをとったとき、どう対処すればいいの?」
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、アイフォーメーションの概要、アイフォーメーションでポイントをとる秘訣、アイフォーメーションを使う際の注意点などについて解説します。
この記事を書いた人
ノン
テニス歴11年。週3~5日テニスをしています。
好きなショットはバックハンドストローク。苦手なショットはサーブとハイボレー。
このサイトでは、現役のテニスプレイヤーとしてテニスの上達や試合に役立つ情報をわかりやすく発信していきたいと思っています。プロフィール詳細
アイフォーメーションとは
アイフォーメーションは、前衛がセンターライン付近で低い体制で構え、サーバーはセンター寄りからサーブを打つフォーメーションです。
一般レベルの女ダブの試合ではあまり見かけませんが、全日本女子の試合では頻繁に使われていました。
ファーストサーブのみで使うペアが多いですが、セカンドサーブでも使うペアもいます。
アイフォーメーションでは、サーブの後、必ず前衛と後衛が逆サイドに移動してコートをカバーします。
アイフォーメーションでポイントをとる秘訣は?
TennisBearチャンネルが公開しているこちらの動画では、2020インカレ優勝ペアがアイフォーメーションを使ってポイントをとるための秘訣を解説しています。
かなりレベルが高いですが、参考になるのでぜひ一度ご覧ください。
動画で解説されていたポイントを紹介します。
サーブのコース
動画では、以下の3種類のコースが紹介されていました。
- フォアサイドでセンターに逃げるサーブ
- ワイドに食い込んでくるサーブ
- 身体の近くで打たせるボディサーブ
この3種類を打ち分けるのはなかなか難しいと思うので、まずは基本のセンターでよいと思います。
サーブがセンターに入ればリターンの角度をつけるのが難しいので、コースを狭めることができます。
前衛の動き
前衛の動きは、ボールを迎えにいく意識で、一歩前に動くことが大切とのこと。
一歩前に動くことによって相手のリターンの範囲を狭めることができるからです。
ボレーのコース
ボレーのコースは、アレーなど厳しいところを狙うのではなく、浅めに外にはじきだせるコースに打つことが大切とのこと。
ラケットと落ちる場所を直線で結んで打てる位置まで前に詰めて、ラケット面を先に作って、ボールを置きにいくイメージだそうです。
アイフォーメーションを使う際の注意点
アイフォーメーションを使う際は以下の点に注意しましょう。
前衛は早く動きすぎない
アイフォーメーションでは、前衛が早く動いてしまうと、相手が反対側に強打してポイントを取られたり、劣勢になったりする可能性があります。
そのため、前衛はリターンを打つ人のラケットの動きをよく見て、コースを変えられなくなったタイミングまで待ってから動くことが大切です。
ただし、フェイントをかけたい場合は、先に逆側に動いてもOKです。
基本はワイドサーブは使わない
先ほど紹介した動画では、2020インカレ優勝ペアが3種類のサーブを見事に打ち分けていましたが、基本的にはワイドサーブは使わない方が安全です。
アイフォーメーションでワイドサーブを打って、ストレートにリターンを強打されると決められる可能性が高いからです。
サインを間違えない
アイフォーメーションでは、最初のポジションのままでは両サイドがガラ空きになるので、前衛と後衛が逆サイドに動いてコートをカバーしなければなりません。
前衛と後衛がどちらに動くかは、あらかじめ話し合って決めておくか、前衛が後衛に対してサインを出す(背中に片手を回して、どちらに動くかを示す)ことになります。
どちらかがサインを間違えてしまうと、縦に並んでしまい、片側がガラ空きになるので、サインを出す場合は間違えないように気をつけましょう。
女ダブでもアイフォーメーションは有効!
女ダブでもアイフォーメーションは有効です。
攻撃的なプレイをして試合で勝ちたいペアはどんどん使っていきましょう。
こちらは、2023年の全豪オープンの女ダブのセミファイナルの動画です。
青山修子と柴原瑛菜ペアは、積極的にアイフォーメーションを使っています。
動画開始37秒では、柴原瑛菜がサーブで、青山修子が素早く飛び出してポイントを決めています。
また、動画開始37秒では、青山修子サーブで、相手がリターンミスをしています。
アイフォーメーションは攻撃的な陣形なので、相手にプレッシャーをかけてリターンミスを誘える可能性もあるのです。
青山修子と柴原瑛菜ペアはこの試合に勝って、決勝では惜しくも敗れましたが、全豪オープンで準優勝を果たしました。
アイフォーメーションの起源と歴史
アイフォーメーションは1950年代にオーストラリアの選手たちによって開発されたオーストラリアンフォーメーションの進化型です。
現在は、オーストラリアンフォーメーションよりもアイフォーメーションを見かけることが多い気がしますが、オーストラリアンフォーメーションの方が先に誕生したものだそうです。
まとめ
この記事では、この記事では、アイフォーメーションの概要、アイフォーメーションでポイントをとる秘訣、アイフォーメーションを使う際の注意点などについて解説しました。
アイフォーメーションをマスターするためには、ペアとのコンビネーションを含めた実践的な練習が必要です。
試合に勝てるようになりたいという方は、ペアと一緒に練習してみてはいかがでしょうか。