ダブルス

オーストラリアンフォーメーションとは・テニスのダブルス戦略や対処法

「テニスのダブルスでオーストラリアンフォーメーションはどんなときに使うものなの?」

「試合の相手がオーストラリアンフォーメーションをとったとき、どう対処すればいいの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、オーストラリアンフォーメーションの概要、どんなときに使うと有効なのか、オーストラリアンフォーメーションを使う際の注意点、オーストラリアンフォーメーションへの対処法などについて解説します。

この記事を書いた人

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テニス歴11年。週3~5日テニスをしています。

好きなショットはバックハンドストローク。苦手なショットはサーブとハイボレー。

このサイトでは、現役のテニスプレイヤーとしてテニスの上達や試合に役立つ情報をわかりやすく発信していきたいと思っています。プロフィール詳細

オーストラリアンフォーメーションとは

オーストラリアンフォーメーションは、前衛がサーバー側と同じサイドに立つフォーメーションです。

一般レベルの女ダブの試合ではあまり見かけない陣形ですが、プロは戦略的に使うことが多い陣形です。

テニスの王子様(通称:テニプリ)のゴールデンペア、菊丸英二と大石秀一郎もオーストラリアンフォーメーションを使っていますよね。

サーバーとネットプレーヤーが同じサイドに位置するため、リターンをするプレーヤーから見るとストレートがガラ空きに見えます。

ガラ空きならストレートにリターンすればいいってことか!
そんな単純な考えだとオーストラリアンフォーメーションの罠にハマるのでは?

オーストラリアンフォーメーションはどんなときに使うと効果的?

こちらの動画では、オーストラリアンフォーメーションを使うと効果的な3つの場面について解説されています。

場面1:相手のクロスリターンが強いとき

敵のリターン側のプレイヤーのクロスのリターンが強いときは、オーストラリアンフォーメーションを使うと効果的です。

オーストラリアンフォーメーションなら、リターンがクロスに飛んできたときのコースに前衛が立っているので、クロスからきたボールを前衛がブロックできる可能性が高くなるからです。

場面2:ストレートリターンが苦手な相手のとき

敵のリターン側のプレイヤーがストレートリターンを苦手としているときも、オーストラリアンフォーメーションは有効です。

リターンをするプレーヤーから見るとストレートがガラ空きに見えるので、ストレートを打ってくる可能性が高くなりますが、ストレートが苦手なプレーヤーはミスをする可能性が高いからです。

なるほど!ミスを誘われてるわけかー!
まんまと敵の戦略にハマりそうで心配だにゃ。

場面3:雁行陣でポイントを取れなくなったとき

雁行陣でポイントが取れなくなったときにも、オーストラリアンフォーメーションが役立ちます。

オーストラリアンフォーメーションをとることで、相手のクロスリターンに対してプレッシャーをかけられるからです。

相手がクロスにリターンをするときは、角度をつけたり、高さを出したりしなくては前衛につかまる可能性が高いので、リスクのあるショットを打たせてミスを誘えるかもしれません。

ただし、ストレートリターンが得意な相手なら、ストレートに強打してくる可能性があるので注意が必要です。

オーストラリアンフォーメーションを使う際の注意点

オーストラリアフォーメーションを使う際は以下の点に注意しましょう。

サーブはシングルスの位置から打ってストレートケアする

オーストラリアフォーメーションを使った場合、相手がストレートリターンを打ってくる可能性が高いです。

そのため、サーブを打つ人は、シングルスでサーブを打つ位置(センターより)からサーブを打って、すぐに逆サイドに移動してストレートケアをすることが大切です。

基本はワイドにサーブを打つ

オーストラリアフォーメーションをとったときは、基本的にサーブはワイドに打った方が安全です。

センターに打った場合、相手が角度を付けてワイドにリターンを返すと、走っても追いつけなくなる可能性があるからです。

前衛は前に詰めすぎない

オーストラリアフォーメーションでは、前衛が最初から前に詰めすぎてしまうと、簡単にクロスロブで上を抜かれてしまいます。

プレッシャーを与えるためには前に詰めたいと思うかもしれませんが、ロブのケアも忘れないようにしましょう。

オーストラリアンフォーメーションへの対処法

相手がオーストラリアンフォーメーションをとった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

基本はストレートにリターンを返す

相手がオーストラリアンフォーメーションをとった場合、クロスにリターンをすると、前衛に取られてしまう可能性が高いです。

そのため、ストレートにリターンを返した方が安全です。

クロスロブもあり

ストレートリターンが苦手で、失敗する確率が高い場合は、クロスロブでもよいでしょう。

ただし、前衛の身長が高くて、スマッシュやハイボレーが得意な場合は、つかまる可能性が高いので、かなり高さを出す必要があります。

相手がこちらを見ながらコソコソと話した後、オーストラリアンフォーメーションをとると、なんかイヤな予感が・・・
落ち着いて対処することが大切だにゃ。

オーストラリアンフォーメーションの起源と歴史

オーストラリアンフォーメーションの起源はオーストラリアにあるといわれています。

1950年代にオーストラリアの選手たちによって開発され、その後世界中で広まったようです。

オーストラリアで誕生したから「オーストラリアンフォーメーション」か!
単純なネーミングだにゃ。

現在は、オーストラリアンフォーメーションよりもアイフォーメーションを見かけることが多い気がしますが、アイフォーメーションは実はオーストラリアンフォーメーションの発展型だそうです。

まとめ

この記事では、オーストラリアンフォーメーションの概要、どんなときに使うと有効なのか、オーストラリアンフォーメーションを使う際の注意点、オーストラリアンフォーメーションへの対処法などについて解説しました。

オーストラリアンフォーメーションは、相手チームのクロスリターンの威力を封じつつ、自らの攻撃力を最大限に引き出すことができるため、ダブルス戦術において非常に効果的な戦術といえます。

トッププレイヤーはこのフォーメーションを駆使して、相手チームを翻弄し、勝利を掴む戦術を展開しています。

オーストラリアンフォーメーショをマスターするためには、実践的な練習が欠かせません。

オーストラリアンフォーメーションを習得することで、より戦略的に相手にプレッシャーをかけることができ、試合の流れを自分たちのペースに持ち込んで優位に立つことにつながります。

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